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一人暮らしの部屋探しのコツとは何でしょうか?
出典:http://aflat.asia/
入学や就職、または転勤など様々な事情で一人暮らしをすることになった場合に、まずは部屋探しをしないといけませんよね。
でも実際に賃貸物件に住んでみて後悔したことって多くないですか?
不動産屋で間取り図を見て内見もしたけど、住んで初めてわかることって実は結構ありますよね。次こそは部屋探しで失敗したくないと思う方も多いと思います。
そこで失敗しない一人暮らしの部屋探しのコツについて調べてみました。
どんな部屋に住みたいのか、絶対必須の優先条件を決める!
部屋探しで失敗しないためには、部屋を選ぶ際に優先する条件を決めることが重要です。
自分が我慢できること、できないことを整理して優先順位をつけることです。
条件はあげればきりがないですが、主なものを以下にまとめてみました。
家賃
いくらまでにするか。これ以上は毎月支払えない絶対無理なラインを決める。部屋を探す時はさらに5千円低く設定します。
場所
勤め先(学校等)毎日通うところに近い方がいいのか、逆に離れるのか。朝何時に起きる必要があるのか、また家に何時頃に帰れるのかもシミュレーションしてみます。
最寄駅からの距離
電車で通勤や通学をする場合、駅からの距離も重要です。物件情報では徒歩1分は80mです。でも信号の待ち時間や坂道などは考慮されていません。また駅前は繁華街で夜もうるさく、駅から離れるほど閑静な住宅地ということもあります。
建物
アパートにするかマンションにするか。大きな違いは建物の構造による設備面と生活ででる音です。壁や床の薄さによる音が苦手な場合は慎重に選んだ方がいいでしょう。
築年数
築何年ぐらいまでなら許せるか、新築にするか。築年数が古くてもリフォームされて、きれいな物件もあります。築年数が古い場合にチェックするのは水回りです。
階数
1階または2階以上、最上階?1階の方が家賃は安く出入りはしやすいですが、寒い地域では底冷えの心配もあります。また2階以上は階下の方に対し生活音やエレベーターの待ち時間に注意が必要です。
間取りと専有面積
ワンルームまたは1K、1DK?間取りと同時に見るのが専有面積です。専有面積には風呂やトイレ、また収納も含まれるため、間取り図だけ見て契約せず、必ず内見しましょう。
日当たり
日当たりは?角部屋でない限り窓は一つなので、窓の向きも重要です。東南が好まれますが、西日は家具や本が色焼けしたり、夏場はサウナ状態になることもあり注意が必要です。
和室と洋室
畳かフローリングやクッションフロア?和室は落ち着きますが、汚れが畳の目に入り掃除が大変、洋室なら雑巾で拭くだけで清潔というメリットがあり洋室の方が人気です。
ベランダやバルコニー
ベランダやバルコニーがあると洗濯物は外に干せますが、ないと室内に干すしかありません。一部屋なので、毎日何かしらの洗濯物が室内に干してあり鬱陶しいかもしれません。
洗濯機置き場
洗濯機置き場は室内にあることが理想ですが、それなりに家賃も上がります。築年数が古いと部屋の外に洗濯機を置く場合もあります。ない場合はコインランドリーです。
バスとトイレ
バストイレが別というのが最近の人気条件ですが、マンションでは、その分家賃が高くなる傾向にあります。築が古いとバスとトイレが一緒のUBということもあります。
キッチン
IHか、ガスコンロ、または電気コンロ?自炊ならコンロは重要です。築が古いと電気コンロもあります。IHの場合は鍋やフライパンもIH対応のものを揃える必要があります。
エレベーター
低層、中層のマンションにはエレベーターがない場合が多いです。毎日の上り下りが階段のみで問題なければいいですが、重い荷物があることも想定してみることも大切です。
セキュリティー
防犯上オートロックは必要?1階のエントランスにオートロックがある方が安心ですが家賃もそれなりに上がります。宅配ボックスは便利ですが、使わないなら必要ありません。
ペット・楽器
最近はペットを飼いたいという方も多いですが、その場合は最初からペット可の物件になります。楽器も同様に楽器相談可の物件ということが絶対条件となります。
駐車場・駐輪場
車または自転車・バイクはどのぐらいの頻度で利用するのか?駐輪場は無料が多く、駐車場は家賃とは別に有料の場合が多いです。
周辺環境
コンビニやスーパー、銀行や郵便局、病院など普段利用する頻度によっても重要度合がかわります。コンビニは近いと便利ですよね。
引越し時期
不動産屋を訪ねると、最初に記入する紙にある項目です。月内であれば即入居可の物件と絞られます。また月内の引越しともなると不動産屋は契約を獲得したいのでより一生懸命になってくれます。
失敗しない賃貸物件の探し方
過去12回の転居経験をもとに一人暮らしの失敗しない部屋の探し方について紹介します。
WEBページで検索
賃貸物件を探す場合は不動産屋に行く前に、先ほどの条件を自分なりに整理した上で、まずはネットのWEBページ上で検索します。
WEB上に表示されている物件は、ページ更新の都合で既に契約が決まってしまっているものが混ざっていますが、WEB検索の一番の目的は希望条件と地域ごとの家賃相場などを大まかに知ることです。WEB検索で気になる物件があればメモしておきましょう。
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重要なのは地域や条件の違いによる家賃相場を知っておくことです。
不動産屋で相談
およその家賃相場を把握して、自分の住みたい部屋の家賃がその地域でいくらぐらいなのかがわかったら、不動産屋を訪ねます。
不動産屋を選ぶには、自分が住みたい地域で、できるだけメジャーな不動産屋をおすすめします。また、不動産屋では、ネット上にはまだ公開されていない情報も多くありますので、遠慮せずに聞きましょう。
自分の条件を担当者に伝える時に、WEBページでメモした物件を見せると好みが比較的スムーズに伝わります。
不動産屋は数店舗行く
最初に行った不動産屋で決める必要はありません。気に入った物件があれば候補と思って、1日の間に2~3件の不動産屋に行くつもりで朝から予定を組みましょう。
空き物件は原則として各不動産会社に公開されていますが、別の不動産屋に行くと同じ条件で相談しても自社の物件もあるため、違う物件がでてくることが多いです。
不動産屋も数回れば、それだけ多くの物件や地域の情報を得ることができます。この時自分の条件があやふやだと、物件を見れば見るだけ迷います。
結果、住みたくもないような部屋を選んでしまう可能性があるので注意しましょう。
複数の不動産を回ってリアルな情報を集めて整理しましょう。
内見の時に気を付けること
間取り図を見て気に入った物件は遠慮なく内見します。内見をすると図面と実際が違うこともありますが、現状が優先となりますので、頂いた間取り図のコピーに図面との違いがあれば書き込みます。
この時に部屋の感想や特徴を記入しておくと、あとで見返した時によくわかります。また、スマホで画像や動画を撮影しておくとより鮮明に思い出せます。
内見に行くときにメジャーは必ず持っていきましょう。
最有力候補となる部屋があれば、窓のサイズと家具の配置などを想定して寸法を測り、実際引越しした様子をイメージしてみます。
また、内見も同様に可能な限り数を見ます。数を見るうちに家賃の差による違いや築年数の差による違いなど、WEB上の検索結果や間取り図ではわからなかったリアルな様子がわかるようになり、自分の好みや現実的に住める部屋がより明確になっていきます。
内見した中に気に入った物件があれば控えておいて、夜にもう一度自分で見に行ってみます。中に入れなくても物件周辺の様子が昼間と夜では違うこともあります。
また、時間に余裕があれば、実際に物件から駅まで歩いてみます。途中に坂道があったり、階段があったり、信号待ちが長かったりと意外に時間がかかることがわかるなど、いろいろな発見があります。
住んでから後悔しないために、住んだことを想定して、可能であれば朝・昼・夜と足を運んでみたり、近所を歩いてみるのがおすすめです。
さらに、ここで生活をしたらどのスーパーやコンビニを利用するのか、どこでお金をおろすのかなど、より具体的に想像してみた方がいいでしょう。仕事帰りは駅から家を通り越してスーパーに寄って買い物をしてから帰るなど、家と駅の往復だけとは限りません。
契約前の見積もり
契約前に見積もりをお願いしますが、入居日によっては、最初に用意する金額が大きく違うことがあります。
入居日から家賃が発生しますが、月の途中から入居の場合は日割り計算となります。そのため、月初と月末の契約では契約時に用意する前家賃の金額に差がでることがあります。いつ入居するのかは慎重に調整しましょう。
入居日をいつにするかで、見積もり金額が大幅に違うこともあるので慎重に!
契約時にすること
再度内見する
契約前に、もう一度物件を見たい旨を予め担当者に伝えておきましょう。最初に内見した時は、他にもいろいろな部屋を見ていたので、記憶が曖昧になり、他の物件と混ざって覚えていることもあります。
不動産屋も契約してくれるなら、もう一度部屋まで行くことぐらい手間ではないはずです。最後まで入念にチェックすることが引越して失敗しないコツです。
家賃交渉する
家賃や初期費用などのディスカウントの交渉をします。契約することが前提となりますが、少しでも下がれば助かりますよね。特に自分の決めた家賃条件をオーバーするような時は、最初に担当者に希望を伝えていますので、交渉してみる価値はあります。
これは恥ずかしいことではなく、多くの人が交渉していますので、ダメ元で交渉してみる勇気をもちましょう。月の家賃が1000円下がるだけで、年間12000円も変わりますので、交渉しないのは損です。
契約内容の確認
契約内容の書面はしっかりと1文1文確認します。住み始めてから読み返すことはほとんどないので、契約時だけでもしっかりと目をとおすことが大事です。わからないことがあれば、遠慮なく質問しましょう。
設備が破損、故障した場合はどうすればいいのか、ゴミ袋や出し方はどんな決まりがあるのか、家賃の支払いはいつどうすればいいのか、次に引越す場合はどのタイミングで申し出るのかなど、確認することはいろいろとあります。これは後々トラブルにならないためにも重要なことです。
最後に
一人暮らしの部屋探しのコツは、自分の条件を明確にすることや、不動産屋を多数まわり内見を多くしてより多くの選択肢から選ぶこと。また気に入った物件は部屋の内部や建物の周りなどをよく確認することが重要です。契約する前までにどれだけ気づくことができるかが住んでから後悔しないコツです。参考になりましたでしょうか。
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