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春から念願の正社員になって、早起きして毎日電車通勤。
会社に着くと、まわりは知らない人ばかり、なんとなく肩身がせまい。
仕事はわからないことだらけで、朝から緊張の連続。
ひたすら忙しくて、ミスをすれば怒られて、謝ってばかり。
今日も成果をあげれず、残業して終電で帰宅。
成績が悪いので、休日出勤も断れない。
なんか思っていた会社員生活と違う!
これで給料も安いって・・・
もうこの会社を辞めたい!
入社してまだ1か月も経っていないのに、もう会社を辞めたいと思う人も多いですよね。
その理由は人によっても、職場環境によっても様々です。
またその辞めたい理由もそれぞれですが、なんでこんなことになるのでしょうか?
そこで、会社を辞めたくなったら、辞める前にするべきことをまとめてみました。
後悔しないために辞めたい理由を整理して明確にする
辞めることを止めるつもりはありません。
しかし、退職してから後悔だけはして欲しくはありません。
例えば、
- 退職後に次の会社の面接で退職理由を聞かれて答えられなかったり。
- 自分が辞めてすぐ嫌な上司が転勤になったり。
- 辞めた後になって、一緒に働いていた同僚の部署や仕事内容などが変わったり。
- 景気がよく当時の同僚にも、かなりの額のボーナスが支給されていたり。
- 自分が転職した会社はさらに悲惨な待遇と仕事環境だったり。
こんなことはよくあることです。これでも後悔しませんか?
そこでまずは会社を辞める前に退職したい(辞めたい)理由を簡単に整理してみましょう。
主なポイントは以下の3点です。
人間関係・・・上司や先輩、同僚との人間関係に不満や悩みがある。
仕事内容・・・与えられた仕事ができない。またはやりたくない。覚えられない。
待遇・・・給与や賞与が安い。環境が劣悪。時間外勤務(残業、休日出勤)が多い。
どうでしょうか。
あてはまることはありますか?
入社して間もない場合に多いのは、人間関係と仕事内容が主です。待遇については入社前にわかっていることが多いですよね。
時間外勤務については予想外のことも多く不満に思う人もいるようです。また、学生時代の友人の会社の方が面白そうで待遇もよく、羨ましいなんてこともあるかもしれません。
人それぞれ、会社に求めているものが違いますので、満足に感じる人と不満に思う人がいるのは当然なことです。
原因が会社にあるのか自分にあるのかを考えてみる
退職したい理由が整理できたら、その原因が会社側にあるのか、自分側にあるのかを一度考えてみる必要があります。それは、退職後の転職の時にまた同じ失敗をしないためにも考えた方がいいでしょう。
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辞めたい理由の原因が会社側にある場合
辞めたい理由の原因が会社側にあるなら、会社側が変わらない限り解決されない問題なので、人生の貴重な時間を無駄にするよりも、退職し転職した方が早いかもしれません。
(仕事内容・仕事のルール・配属部署・給料・賞与・職場環境・立地など、また面接の時の話と違うような場合。)
辞めたい理由の原因が自分側にある場合
自分側にある場合は自分が修正、または克服できないのかについて考えてみます。他の人はどうしているのかと相談できる人に相談してみるのもいいかもしれません。
もし解決できない場合、もしかしたら次の職場でも同じようなことがあるかもしれません。そういう意味でも真剣に考えた方がいいでしょう。
(上司や先輩・同僚との人間関係、仕事内容など)
辞めて後悔しないか最終確認
ここでもう少し頑張ってみようと踏みとどまることも、選択肢にあります。
この先の未来は何があるのかわかりません。
明るい未来を想像してみることも大切
もしかしたら大変なのは今だけで、仕事もコツを覚えてしまうと成績もトップクラスになって社内の評判が上がり、後輩や異性の社員から頼りにされたりということもあるかもしれません。
また、人柄が評価されるかもしれませんし、仕事への姿勢を認めてもらえて、それまでのわだかまりもなくなるのかもしれません。さらに収入は今よりずっと増えることも考えられます。
今のまま進んでしまう未来なら
よく整理して考えてみても、そんな未来が描けないという場合は思い切って転職しましょう。それほどまでに辞めたいのなら、これ以上嫌々出社してもモチベーションも上がらず仕事ではクレームになったりするかもしれません。
またその対応に追われてすべてが後手に回ったり、社内でも社外でも仕事ができないレッテルを張られてしまう可能性もあります。それでは精神衛生上よくないですよね。本気をだせば、こんな自分が活躍できる仕事は世の中にいくらでもあると思いましょう。
これはちょっと極端な例ですが、あり得ない話でもないと思います。
辞めてからまた今の会社に入りなおすことは一般的にはないケースでしょう。
自分が退職して、今の会社がどう変わったとしても後悔しない。またこれからの就活が大変でも、次に務める会社が今よりも条件が良くなくなったとしても、今の会社生活よりも良いと思えるなら退職しても大丈夫でしょう。
常に自分の人生は自分で切り開いて見せる。明るい自分の未来を自分で作り出すぐらいの強い気持ちがあれば大丈夫です。
ただ、会社を辞めることは簡単なことですから、慌てずに、冷静になって決断しましょう。
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